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バリアフリーの基礎
部位別バリアフリー
バリアフリーポイント集
調査によると家庭内事故での死亡原因の上位は「転倒」や「転落」によるものですが、階段などの高い所からの転落より、平らな所からの転倒によるものが多いのは意外です。まさかあんな平らな所で!?という場所で事故は起きます。廊下はその平らな所の代表格。廊下のバリアフリーリフォームを進めることは、こうした「まさか!」の事故に先回りして手を打つことになります。
転倒の理由の第一は「段差」です。第二は「手掛かり」です。そして第三は「暗さ」です。以下、廊下の各箇所のリフォームポイントを記します。
■段差をなくす
玄関ホールから廊下へ向かうところなど、一段低くなっている段差をなくせば、つまずきは解消できます。また、廊下と居室の境目である「敷居」のほんのちょっとした段差も転倒の原因になります。高齢になると、こうした目にとまりにくい段差ほど気をつけなければなりません。
■手すりをつける
まだ伝い歩きをしなければならない程ではなくても、手すりは安全・安心のための文字通り「手掛かり」となります。要所要所に取り付けておくことをおすすめします。
■明るさを確保する
階段のバリアフリーリフォームの項にも記していますが、暗い廊下は転倒の原因になります。壁灯(ブラケット)や足元灯(フットライト)を。廊下用の足元灯には、人感センサー付きで「人が通りかかると点灯し、通り過ぎると消える」タイプのものもあります。無駄な電気を使わず、省エネになります。
■暖かくする
居室から廊下に出ると極端な温度差から血管が急変動し、ヒートショックを起こす場合があります。リフォームで床暖房を設置するなら、その範囲をぜひ廊下にまで広げておきたいものです。
■すべりにくい床材
冬場など、厚手の靴下を履くと廊下はすべりやすくなります。床材の選択では、こうしたことも考慮に入れておきましょう。