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耐震リフォーム基礎知識

柱の耐震補強リフォーム

地震による柱の「ほぞ抜け」を防ぐ

軸組工法(在来工法)では、柱と土台・柱と土台を組み合わせるために、木材を凸型(ほぞ)に加工したり、その凸部分を差し込むために組み合わせる木材に穴(ほぞ穴)を開けていました。つまり削った分だけ木材の強度が弱くなるという弱点がありました。

平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災では強烈な縦揺れで、柱が土台の「ほぞ穴」から飛び出してしまう「ほぞ抜け」が多発しました。耐震補強リフォームではこうした事態を防ぐために、柱と土台、柱と梁などの接合部を金物で接合する工事が必要になります。

「柱と土台と筋交い」「柱と土台」を金具で緊結

接合部分に金具による耐震補強を施すことで、軸組工法の住宅であっても地震からの被害を軽減することが可能になります。

■筋交いプレート金具
柱と柱の間に筋交いがある場合は「筋交いプレート」金具で、柱・筋交い・土台を固定します。

■山型プレート金具
筋交いがない場合は、土台と柱を「山型プレート」金物で緊結します。

腐った木材(柱・土台)を取り替える

長年の湿気による腐食や、シロアリの被害で柱や土台の木材がボロボロに劣化している場合もあります。このような場合は腐った(劣化した)木材を取り替えます。その補強工事の手順は、次のとおりです。

(1)劣化した部分を取り除く
(2)取り除いた部分に新しい木材を継ぐ
(3)金物で両者をしっかりと固定する

こうした工事に併せて、地面に防水シートを敷くなど、リフォーム後の湿気対策を施工しておくことも欠かせません。