どっしりとした純和風な佇まいが、築50年以上という風格を感じさせるTさんのお宅。リフォームにより、和の趣を残しつつ、モダンかつ機能的に変貌を遂げたリビングでご家族のお話を伺いました。
当初、古くなった水回りのみのリフォームを予定していたTさん。母屋の台所を増築してから33年が経ち、お母様の体の具合や、2人の息子さんの成長を考え、LDKを中心としたリフォームに踏み切りました。生活のメインスペースを一新するということで、家族間の話し合いはもちろん、リフォーム会社さんとの相談に十分な時間をかけた甲斐あって、施工が始まってからも、より良くするための意見が積極的に交わされたようです。
例えば、別の和室に設置する予定だったご主人希望の掘りごたつをLDKの一部に設置したほか、奥様の悩みであるキッチンの低い天井も、現場での相談で高くすることが可能になりました。また、洋裁を趣味にするお母様のためのミシンスペースも、日中お母様がひとりになることを考えてキッチン脇に併設。そのおかげで、キッチンで家事をしながら作品作りができるようになったのです。最終的には、家族の意見がキッチンの周りに集約され、一家が自然と集う憩いの空間が完成しました。お母様の思い入れもある日本家屋の風情を残しつつ、モダンに進化を遂げたことで、家族全員が長年住み続けてきた家に対して、今まで以上の愛着を持つようになりました。






